温泉成分分析

温泉成分分析

長野県内には1,000本余りの温泉源があるとされ、温泉探査・掘削技術の向上によりこれまで温泉のなかった地域でも次々と温泉が掘り当てられ、 利用が始まっています。このような状況下、今まで以上に安全性や泉質などの検査・情報公開が求められるようになってきました。

環境省は2005年に温泉法施行規則を改正し、掲示内容を増やしました。また56年ぶりとなる温泉法の抜本的見直しを検討しています。

長野県では独自に「温泉表示認定制度」をスタートさせました。 これを申請する場合は、レジオネラ属菌検査結果書や温泉分析書など温泉施設の情報の開示が求められています。

従来から当検査センターでは、温泉に関する検査として、飲用温泉水検査やレジオネラ属菌検査を実施してまいりました。 今回これに加え、温泉成分分析もできるようになりました。 今後とも依頼者のご要望にお応えできるよう、多様な検査体制を整えていきたく思っております。

※上田薬剤師会検査センターは長野県温泉分析登録機関です。
<長野県知事登録 温泉成分分析機関(登録番号第7号)>

温泉に関する検査概要

検査内容
  • 飲用温泉水検査
  • レジオネラ属菌検査
  • 温泉成分分析
  • 可燃性天然ガス(メタンガス)測定
温泉成分分析手順
分析依頼受付→日程調整→現場試験→試験室での検査→数値の計算→温泉分析台帳作成→温泉分析書作成→分析書点検→分析書発送
※現場試験から分析書の発送までの期間は約2週間です。