名水水質調査について

名水水質調査について

当会検査センターでは、住民の皆様への情報提供のひとつとして、上田市、東御市、小県郡内の名水(湧水)10ヶ所を選び、毎年水質調査を実施しております。令和元年度は、11月12日に実施いたしました。 今回の調査項目は水道法により定められている基本項目(水道水は毎月この検査を実施し、管理されています)及び土壌、地質に左右される遊離炭酸や硫酸イオン、珪酸、ミネラル、鉄、アルミニウム、電気伝導率などの項目を実施しました。

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水質検査結果の説明

  • 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、塩化物イオン、有機物などの数値は、農地や人間生活の影響を受けやすい項目です。
  • 自然界の水には、土壌や生物に由来する大腸菌群が含まれていますが、昨年から大腸菌の検査にいたしました。一般細菌数は、1ml中の数で表わします。自然水では時節によって細菌類の活動の強弱があるようです。汲み置きしますと細菌は繁殖し、煮沸しますと細菌類はほとんど死滅します。しかし冷凍、冷蔵では死滅しません。
  • pH(水素イオン濃度)は、5.8~8.6 が適当とされています。
  • 蒸発残留物、電気伝導度は水に溶けている成分が多いほど高い値を示します。
  • 硬度(カルシウム、マグネシウム等)は100mg/l 以下ですべて軟水といえます。なかには硬度が極めて低い超軟水もあります。
  • 珪酸、ミネラルや金属類の濃度は、地下水がどのような地質や土壌を通ってくるか、などによって決まります。地下深くからの良質の湧水は、降雨等の地表の影響を受けにくく、pH、ミネラルの構成比率(Mg/Ca など)、電気伝導率などは安定しており、それぞれ水源固有のレベルがあり、ほとんど変化しません。